初めての方へ… チョコレート型を使ってチョコレートを作る場合、ざっくりとこんな作業のステップがあります。
作業の流れ
型抜きチョコレート
型へ流すだけのチョコレートは、チョコを準備して型に流し、型から外す、ただそれだけです。
チョコ型の凹みに厚み(=深さ)のない場合は、この方法でチョコレートを作ります。
少し手の混んでいそうな「立体チョコレート」を作るときも、基本の手順はこれと同じです。
ボンボンショコラ
中に柔らかいチョコが詰まった「ボンボンショコラ」を作る場合、テンパリングという作業を2回します。
中央にガナッシュを詰めるので、最初に外側の殻を作って、ガナッシュを詰めたあともう一度テンパリングしたチョコで蓋をする、という流れです。
手作りチョコレートは…
チョコレートは固まるときに収縮する性質があるので、テンパリングが成功していれば型からポロンッと気持ちよく外れ、手で触ってもすぐには溶けません。
『シリコンで作れば必ず型から外れるから安心』と思われる方が多いですが、型から外れてもテンパリングに失敗していると、後で白くなったり(=ブルーミングが出る)手で触っただけですぐベタベタと溶けます。
バレンタインの影響で、手作りチョコは初心者の登竜門「ただ溶かして固めれば誰でもできる」と思われがちですが、実はちょっぴり小難しくて、←これがメチャクチャ面白いんです!!!
テンパリングについて…
チョコレートのテンパリングにはいくつか方法がありますが、私が常に求めているのは『できるだけ簡単で、失敗しない方法』です。
テンパリングマシンやエイジング冷蔵庫など、あれば便利なものは沢山あるけどプロが使う道具ではなく、小さなキッチンでやれる範囲…
日本の小さなキッチンで型抜きチョコ作りの問題点と解決方法をまとめたサイトです。
理想的な「型抜きチョコレート」とは…
私が理想としている型抜きチョコレートは『表面の輝き=美しい艶』がポイントです。
この艶を作り出すテクニックを長く研究していて(←現在進行形で…)、コレはどうしたらいいのか? 何を使うとダメなのか? 何が悪かったのか? などなど…
トラブルシューティング(問題解決方法)も含めてこのサイトで共有していけたらと考えています。